Q 香典は誰のものですか?
Aさん
原則論では‘故人’のもので実質的には‘喪主が管理’すべきものです。
本葬が終わっても遺族には四十九日法要や百か日法要、一周忌・三回忌法要など少なくとも三回忌までは矢継ぎ早に法事事がありますので相当な費用が掛かります。
※香典は、葬儀のときにかかる費用にあてるだけでなく、故人の供養にかかる一切を含めた費用にあてられるべきものです。
ですから、よほどのことがないかぎり、香典は残らないでしょう。
また、香典をいただいた方が亡くなれば、その葬儀へ同額の香典を包むのが習わしですから、やはり遺族が管理する故人のものと言えるでしょう。