新札に折り目 つける?つけない? マナーはどっち?


Q お香典。
新札に折り目をつけようと思います。
折り目はどこにつけたらいいでしょうか?

新札でも問題はないと、最近はそのようになっていることが増えてきたようですね。

でも、年配の方はどうお考えになるか、また都会と田舎では違うのではと感じております。
最近はこうだから~というのはお若い方には通じるかもしれませんが、年配の方には昔からのマナーを重んじるような気がいたします。


Aさん
軽く半分に折って、開いて入れるのがよろしいでしょう。
今は新札OKになりつつあるようですが、賛否両論です。

賛否両論ということは、新札のままだと気にする方もいる(非常識と考える人もいる)ということですので、そういう場合は旧来の習慣に従っておくのが無難です。

Bさん
父の葬儀を柏市で行った時に、新札もありましたが、八十歳の母は全く気にしなかったですよ。

Cさん
今の時代では、香典のお札は新札でも構いませんし、折り目を付ける必要はありません。
やめた方がお利口さんですよ。

Dさん
受領するのは、喪家ですので、折り目を付けたのが誰かは分かりませんし、受付の担当者も気にしません。

Eさん
そのまま ピン札でかまわない

Fさん
折り目をつけるつけないは「縁起」の問題です。「縁起」を気にするのは、宗派(例えば浄土真宗)によってはタブーです。
ですから折り目の有無は、「いまどきかどうか」ではなくて、「縁起を気にする宗派かどうか」で変わってくる為、高齢か否かは関係ないですよ。


縁起という発想は、おもしろいですね。
確かに新札のお金を出すのは、なんだか慶事のようで「縁起が悪い」という面もありそうです。
となると、それを考慮するのもマナーのうちかも知れません。
まぁ、それを気にする人がいればでしょうが。

あなたは、香典が新札であることを気にしますか?