香典は同額が“常識”?


Q 先日、兄弟から
「親が亡くなった時には○○おじさんから○○円包んで貰ったから、もし、おじさんが亡くなった時には同額をちゃんと包んで持ってゆけよ」
「こういうお金はお借りしているのと同じで返さなきゃないんだぞ。それが常識ってもんだからな」
というようなことをいわれました。

でも、例えば、親が亡くなった時には良かった経済状態も、おじさんが亡くなった時には悪くなっているかもしれないです。
それでも、極端にいうと借りてでも持ってゆくのが、世間の常識というものなのでしょうか。


Aさん
香典の目安としてそうした考え方はしますが、それは喪主であった場合だと思っています。
例え喪主であったとしても、その後のおじさんとの関わりや経済的事情も変わってきますので、その時の状況に応じて考えればよいと思います。

Bさん
やはり、同額を返す事が常識だと思います。

Cさん
あくまでも目安として思っておく程度の事で、貸し借りとは違うと思います。

Dさん
心構えは大切かと思いますが、いただいた金額をお返しするという考えが、「借りを返す」というような低次元の発想のような気がします。

おかれている立場や経済状態など場合によっては、いただいた香典金額より多くか、あるいは少なく包む場合もあっていいと思います。

Eさん
必ずしも同額をお包みするというのは変なものです。
本来この様なものは同等の立場では、同等のものがよろしいのですが、上からは篤く、下からは薄くです。


これは難しい問題ですね。常識というよりも“義理”でしょうね。
義理を重んじるならば、借金してでも…とも考えられますし…。ちょっと分からないですね。